機材を守る!周辺機器の電源を入れる順番
DTMをする時に機材の電源を入れる順番を間違えてしまうとスピーカーやアンプに過大なノイズが入り、機材が壊れてしまいます。
PA用語で言うと、機材が飛んでしまいます。
このページではパソコン、オーディオインターフェース、周辺機器の電源ON・OFFの順番を記載していますので参考にして下さい。
目次 〜パソコンや周辺機器の電源ON・OFFの順番を解説〜
なぜ順番を間違えると機材が壊れる恐れがあるのか?
機材は電気をもとに動き、電源を入れた後は安定した電流が流れます。
電源を入れた時に突入電流、インラッシュ電流と呼ばれる大きな電流がいきなり流れるので、先にスピーカーやアンプの電源を入れた後、ミキサーやインターフェイスの電源を入れると、突入電流がスピーカーやアンプを直撃して、「バチ」「バーン」と大きなノイズが鳴り最悪の場合は音が出なくなってしまいます。
ライブハウスやクラブなどの現場で、これをしてしまうとスタッフやPAの方に怒られてしまいます。
なので正しい順番で機材の電源を入れましょう。
電源を入れる順番
電源をOFFにした状態であれば、突入電流が起きても機材に負担はかかりません。
そのためスピーカー側とは逆から電源を入れていきます。
- マイクやギター
- オーディオインターフェイス
- パソコン
- ミキサー
- アンプ
- スピーカー
※お持ちの機材や環境によって多少順番が異なります。
電源を切る順番
電源を切る場合は、入れる時の順番の逆になります。
- スピーカー
- アンプ
- ミキサー
- パソコン
- オーディオインターフェイス
- マイクやギター
※お持ちの機材や環境によって多少順番が異なります。
まとめ
電源を入れる時は音の入り口から入れ、電源を切る時は音のスピーカーなど出口から切ると覚えましょう。
ライブハウスやクラブなどの現場で電源のON、OFFをする場合スタッフの方に「電源を入れても良いですか?」「電源を切っても良いですか?」と聞くと安心かと思います。
正しい順番で電源のON、OFFをして機材を守りましょう。