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DTM初心者が最初に覚えるDTMの基礎知識

DTM初心者の方は「DTM」という言葉を聞いても、明確に何を指した言葉なのか分らない方も多くいると思います。
このページでは『DTMって何?』と思う方に、DTMをする上でのメリットやデメリット、DTMとは何なのかを理解していただけるように、DTMについて解説しています。
これからDTMをスタートしようと思っている方は、是非参考にして下さい。

DTMという言葉に含まれるもの

DTMとはデスクトップミュージック(Desk Top Music)の略語で、一般的にパソコンを使い音楽を作成・編集したりする事を表します。 イラストレーターがパソコンでデータを作成する略語をDTPに合わせた和製英語になります。 そのため外国の方にDTMと話しても伝わらず、ドイツで行われているモーターレースと思われてしまいます。

昔は数百万円する実機のアナログシンセサイザーやシーケンサーで電子音楽を作っていました。 しかし一般的なユーザーが高価なアナログシンセサイザーを一般的に使用することが難しく一部のプロミュージシャンしか手にすることができませんでしたが、近年パソコンの性能が著しく向上し、パソコン内でアナログシンセサイザーなどをデジタルで再現したソフトシンセサイザーを使用する事が可能になりました。 Ableton Live、Cubase、Logic、Studio One、FL StudioなどのDAWソフトの中でソフトシンセサイザーを使い高音質な音楽を作る事が可能です。

実機のアナログシンセサイザーやシーケンサーのみで音楽を作ることはDTMと呼びませんが、パソコンを使用しアナログシンセサイザーとMIDI接続し音楽を作ることもDTMと呼びます。 DTMの範囲はとても広いため、人前でパソコンを使用し演奏を行う事もDTMに含まれます。

DTMに含まれるもの、含まれないものの違い

DTMに含まれるもの

  • パソコン内でシンセサイザーやサンプラーを使い作曲する
  • パソコンと実機のシンセサイザーを接続、操作し作曲する
  • パソコン内で音声編集を行う
  • パソコンから音を出し使用しライブを行う

DTMに含まれないもの

  • 実機のアナログシンセサイザーやサンプラーのみで演奏を行う
  • ターンテーブル等を使用しDJをする
DTMとは

DTMに使うMIDIコントローラー

パソコンを操作する場合、キーボードやマウスを使用する事が一般的です。 キーボードやマウスのみでDAWソフトを操作するのであれば、人間っぽさを出すことが難しいというデメリットもあります。

そこを回避するため、MIDI機器というものが販売されています。 MIDI機器にはMIDIキーボード、MIDIパッド、MIDIコントローラーなどがあります。 MIDIキーボードを接続し鍵盤を強く押したり、弱く押したりし人間の感情を表現したり、MIDIコントローラー接続し、実機のミキサーのフェーダーとようにボリュームなどの強弱をコントロールすることも可能です。 もちろん操作に慣れている方であればMIDI機器を使わずパソコンのみで音楽制作をする事も十分可能です。

DTMに使うMIDIコントローラー

DTMのメリット

  • 気に入ったシンセの音色を無数に保存する事が可能
  • トラック数に上限がないため音数を膨大に増やす事が可能
  • エフェクターも膨大にアサインする事が可能
  • 数百万円する実機のシンセサイザー等の機材をそろえる必要がないので手軽に始められる
  • ノートパソコンであれば場所を選ばず作曲、編集を行える

DTMのデメリット

  • 実機のシンセサイザーに比べ、ソフトシンセは音色にデジタル臭さが出やすい
  • 直感的に操作しづらい
  • 専門用語が多く最初に覚えることが多い

デジタル臭い場合の回避策

デジタル臭さが出てしまった場合、実機のアナログコンプレッサーや真空管アンプなどを一度経由しアナログ感を出し質感を変化させるという方法もあります。

これからDTMを始めようとする方へ

以前の音楽制作ツールはとても高価だったので一般的ではありませんでしたが、今はとても安価で高品質なDAWソフトがありますので、誰にでもDTMを始めやすくなっています。 DTMの可能性は無限大にあり、アイデアと工夫次第で様々な事が可能になります。 Ableton Live、Cubase、Bitwigは体験版などがありますので、ご自身にあうソフトを探し気軽に試して下さい。

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