DTMでサンプリングをする時のポイント

DTMでサンプリングをする時に気をつけるべきポイントがあります。
間違えた部分をサンプリングしてしまうと、違う音が入り曲のパーツとして使えない場合がありますので、このページではサンプリングした2つの例を比較し解説していますので参考にして下さい。
サンプリングとは
サンプリングとは市販されている楽曲やサンプリングCDや音楽ファイルをDAWソフトに取り込んで、部分的に切り取り楽曲の一部として使用したりする事です。マイクやiphoneなどのスマートフォンで録音しDAWソフトに取り込んだりする事もサンプリングの一部となります。70年代に生まれたヒップホップはサンプリングで曲を作る事が主流で現在も多くのヒップホップアーティストがサンプリングを使い曲を作っています。
DAWソフトのサンプリングは大きく分けて2種類ある
- サンプリング元となるオーディオファイル(全体もしくは一部分)を直接DAWソフト上に貼り付ける
- サンプリング元となるオーディオファイルをサンプラーに読み込み、サンプラーから音を出す
1の場合は文字通り、オーディオファイルをDAWソフト上にそのまま貼り付け音を鳴らします。不必要な部分があった場合切り取り、必要な部分だけ残します。サンプラーは使いません。
2の場合はサンプラーを使用しサンプリングを行います。キック・ハイハット・声など楽曲やサンプリングCDの一部分をサンプラーに読み込み、DAWソフト上でリズムを組み替えたりする場合に使われます。テクノからEDMやアニソンまで全ての音楽を作る場合に用いられる手法ですが、特にヒップホップを作る場合に用いられる手法です。
サンプリングする時の注意点
サンプリングをする場合、使いたい音のみが鳴っている場所がある事が理想です。うっすらでも他の音が重なっていると、パーツとして使えない場合があります。キックをサンプリングする場合を例として、「キックに音が重なっている場合」「キックのみの場合」の2つを比較しています。
まとめ
サンプリングをして音を鳴らす場合には、できる限り欲しい音のみが入っている場所を探しましょう。曲の最初や終盤もしくは中盤のブレイク部分では音数が少なくなりますのでサンプリングしやすい場合がよくあります。曲の隅々まで聴いて、理想の音をサンプリングしましょう!